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かしこい相続の日本相続研究所
~相続で困る人を「ゼロ」にするブログ~
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こんにちは!
最近話題なことと言えば、福山さんの結婚ですね。
ニュースアプリで速報が出される位でしたから相当な話題性でしたね。
福山さんは、
アーティスト以外にも演技力が素晴らしいなと感じます。
龍馬伝を全て見ましたが、
彼の演技力は人を引きつける魅力があると思いましたね。
ちなみに、
この結婚が原因で福山さんが所属する芸能プロダクションの
”アミューズ”のが1日で時価総額が40億円以上下がったそうです。
福山さん1人で、ものすごい影響力なんですね。
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ここからがブログの本編です
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さて、前回は、
医療法人の承継の中で、
出資持分を主に誰に分配するのが望ましいのか?
という点についてお話させて頂きました。
今回は、この
出資持分を減らすメリットについて
お話していきます。
まず、
医療法人の承継を難しくしている最大の要因は、
出資持分の評価が高すぎることです。
そのために
「持分を後継に渡したくても動かせない」、
「払い戻し請求を起こされたら莫大な費用が医療法人から出てしまう」
という困難が生じてしまいます。
つまり、
出資持分の評価を意図的に下げられれば
承継の問題は一気にハードルが低くなるのです。
被相続人が持っている医療法人の持分が
仮に10億円だとします。
これを後継ぎの子に相続させるには、
基礎控除を差し引いたとして
9億6400万円に相続税がかかります。
その場合の納税は4億6000万円程度です。
(持分だけを子1人が相続すると仮定)
もし、
この医療法人の持分評価を
半分の5億円に下げられたらどうでしょうか?
相続税の対象額は4億6400万円。
納税は1億9000万円です。
なんと2億7000万円も
相続税の負担を減らすことになるのです。
つまり、
出資持分を減らすことで、
本来支払う必要があった相続税を
大幅に減らすことが可能となるのです。
そもそも、
持分の評価を大きく減らすことはできるのか?
と思われるでしょう。
通常、
医療法人の出資持分は
配当ができないので余剰金が貯まり、
評価が上がっていく一方です。
ですが、
利益排出ができない出資持分も、
やりようによっては
簡単に評価減ができるのです。
その具体的な手法については、
次回から詳しく見ていきましょう。