相続税対策に役立つ「MS法人」(3回目)

相続税対策の方法 投稿日:2015年7月25日
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かしこい相続の日本相続研究所

~相続で困る人を「ゼロ」にするブログ~

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こんにちは!

最近は暑い日が続きますね。
7月は猛暑がずっと続くようです。
このような猛暑が続くと3月の花粉は飛散量が心配ですね。

なんでも春に有名な杉の花粉は、
夏のこの時期の暑さによっておしべの成長具合が変わってくるため、
それに比例して花粉の飛散する量が変わってくるみたいですよ。

さて、今回もMS法人についてお勉強していきましょう。

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ここからがブログの本編です

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(前回からの続き)

さて、前回は、
MS法人と医療法人の違いについてご説明させて頂きました。

今回はMS法人にフォーカスして、内容を説明していきます。
MS法人は医療法人と異なり、
営利目的を持って事業を行えるということまでは大丈夫でしょうか?

では、
MS法人は具体的にどんな営利目的な事業が行えるのか?
を以下で説明します。

MS法人で行う事業の内容は以下のようなものです。

【MS法人で行う事業】

・不動産事業として医療法人に対して病院の土地・建物を賃貸する

・診療報酬の請求業務

・病院で使う備品類の管理・販売

・医療法人に対して医療機器のリース

・金融機関からの資金調達と医療法人への貸付

と、
このように幅広く事業が展開することが出来ます。

そして更に、
MS法人を作ることで得るメリットは
具体的には以下のように相続税も含めて大きく6つあります。

【MS法人を作るメリット】

1.医療経営と医業収益の分散による法人税の節税ができる

2.所得の分散による所得税の節税ができる

3.財産の分散による相続税の節税ができる

4.医療法人とMS法人の経営を分離できる

5.医業と連携した新たな事業展開の可能性がある

6.資金調達がしやすくなる

 

次回は個別に詳しく見ていきたいと思います。

(次回へつづく)

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