以外と知らない人が多い?土地の境界線トラブル

基礎知識 投稿日:2014年7月27日
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かしこい相続の日本相続研究所

~相続で困る人を「ゼロ」にするブログ~

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こんにちわ!!

土地の取引は、売買や相続などで日常的に行われていますが

境界線が不明確であるためにトラブルとなることがあります。

以外と盲点となっており、数年後に隣人との仲が悪くなってしまう原因を孕んでいます。

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ここからがブログの本編です

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土地は高価で重要な資産ですが、自分の土地と隣人の土地の境界がどこにあるのかは大きな関心事です。

お隣さんと境界でもめることは少なくありません。

これから土地を買おうと考えている人や、自分の土地を売ろうと考えている人、自分の家を建てようと考えている人は、常に土地の境界がどこにあるのかを意識して知っておく必要があります。

最近は境界についての裁判も増えています。
親子二代に渡り、境界が原因でお隣同士が仲違いしているケースも少なくありません。
土地境界確定測量(確定測量)は、隣の人の土地との境界を決める(確定)するために行います。
現在、主に「土地家屋調査士」が土地の境界の専門家として認識されています。

なぜ土地の境界を決める必要があるのでしょうか?
日本の90%以上の土地境界は不明確です。
コンクリート杭や鋲等の境界標が仮にあっても間違っていることが多々あります。
隣の土地に境界が30cm以上ずれていたりすることも珍しくありません。
まれに1m以上ずれているケースもあります。
特に起伏のある傾斜地では間違っていることが多いのが現状です。

境界線を知らないあいまいな状態で家を建てたり、土地を売買すると後で必ずと言っていいほど問題が生じます。

そのため、事前に土地境界確定測量を行い、境界線を明確にする必要があります。
土地の境界は一度もめると、修復が効きません。裁判をしたとしても、後味が悪いだけです。

できるだけ早く、土地境界を明確にし、お隣同士で確認した旨を書面として残す必要がありますね。

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